日本酒豆知識 vol.4

日本酒の呑み方

日本酒には様々な呑み方があります。温度によっての違いを楽しむのも日本酒ならではと言えます。

「冷や酒(ひやざけ)」=「冷酒(れいしゅ)」ではない︖

歴史の古い日本酒は、常温で飲むか温めて飲むかの二種類でした。そのため、かつては温めたお酒を「燗」、常温のお酒を「冷や」と呼んでおりました。
冷蔵庫が誕生し、冷やして呑むことができるようになったため、「冷酒」という呑み方が生まれました。今ではもっともスタンダードな呑み方と言える、冷蔵庫で冷やしたお酒、すなわち冷酒が広まったのは 1980 年代と言われており、歴史的にみると新しい呑み方と言えます。

飛び切り燗 …55 度以上
熱燗 …50 度前後
上燗 …45 度前後
ぬる燗 …40 度前後
人肌燗 …35 度前後
冷や …常温
涼冷え …15 度前後
花冷え …10 度前後
雪冷え …5 度前後そのお酒にあった呑み方があると言われておりますが、
好みは人それぞれなので、お好きな呑み方で楽しんでください。

 

 

 

 

酒器による違い

味が繊細な日本酒は温度の変化はもちろん材質によっても味の感じ方に違いが出てきます。ガラス・陶器・磁器など素材ごとにより様々な表情を見せる日本酒をお試しください。酒器にこだわることにより、味、香りはもちろん、見る、という楽しみも加わります。

香りを楽しむには、ワイングラスもおすすめです。
呑み口が広がったラッパ形状が口に運んだ時、香りを一層引き立たせます。
木枡を使えば、檜や杉の香りと一緒に楽しむことができます。
通な方は枡の一角に塩を乗せ、塩と共にお酒を味わうそうです。

 

色々な呑み方

通好みの呑み方から新感覚の呑み方までご紹介します。

【オン・ザ・ロック】
日本酒を氷で割る冷酒です。生酒や原酒など濃いめのお酒がおすすめ。
近年、ロックで呑むように設計された日本酒も発売されております。
【日本酒カクテル】
日本酒をライムで割ったサムライロックが一番有名ですが、トニックウォーターで割ったものや緑茶で割ったもの、
柑橘系の果物を搾ったものや、一風変わったヨーグルトで割ったものなどもおすすめです。
【日本酒ソーダ割】
ハイボールのように爽快なのど越し。どんな料理とも相性が良い呑み方です。
【みぞれ酒】
みぞれ酒とは、注いだ瞬間にグラスの中でシャーベット状に凍る日本酒です。暑い季節におすすめの飲み方です。
ご家庭で楽しむ場合は、日本酒をグラスに注ぎ、それを時々かき混ぜながら数時間冷凍庫に入れておきます。
【日本酒スイーツ】
バニラアイスに吟醸酒や純米酒をソースのようにかけて、「アフォガート」として楽しむこともできます。
芳醇でいながら淡麗。ぜひとも一度お試しください。香りが豊かな純米吟醸酒がおすすめです。