日本酒豆知識 vol.3

日本酒の産地による特徴

日本酒の原料は、その土地の米や水を主原料としているため、地域により味わいが大きく異なります。また、縦に長い日本列島は各地域の気候の特色が異なり、そうした側面も日本酒の味のバリエーションの豊富さの一翼を担っていると言えます。
一概には言えませんが、東日本では辛口、西日本では甘口、中部近畿地方では芳醇なお酒が多い傾向にあります。

北海道・東北地方 淡麗辛口 寒さが厳しく、豊かな穀倉地帯が多いこの地 方は酒造りに適しております。この地域ではさっぱりとしたお酒が多いのですが、南部杜氏の流れを継ぐ岩手県は芳醇甘口なお酒が多いです。
関東地方 淡麗辛口 あまり酒造りのイメージの無い地方だが、豊富な水源を生かした酒造りは高品質で熱狂的なファンが多い。
中部地方 淡麗辛口 キリッとした淡麗辛口が主流ですが、石川や長野は芳醇甘口が多くなります。アルプスの水の恵みを受けたこの地域は日本の酒造りの代表的なエリアの一つです。
近畿地方 芳醇甘口 最高級の酒米といわれる山田錦を生み出した兵庫県や古都京都は昔から日本酒造りが盛んで、その酒造りは全国に影響を与えていると言えます。
中国・四国地方 芳醇甘口 全般的に甘口が好まれるこのエリアではありますが、鳥取・高知は辛口が多くなります。隣接するエリアでも大きく味が異なるバリエーションが豊富な地方です。
九州・沖縄地方 淡麗甘口 焼酎・泡盛のイメージが強い地方ですが、日本酒造りも盛んでキレのある甘口のお酒が多いです。

繊細で豊、濃厚で淡泊、無数に存在するが唯一無二。そんな日本酒の味を語り合うのも醍醐味です。独特の言い回しの言葉が多いので、ここでは簡単にご紹介いたします。

 

 

日本酒の味わいを表現するときによく使われるフレーズ

【さっぱり】
淡く、後味をひかずキレがある事。
【コク】
濃厚。豊かで落ち着いた味わい。
【爽やか】
すっきりとした香りがあり、清々しい味。
【ふくよか】
香ばしく、ふっくらとした米の旨味を感じる味。
【熟成】
重厚で特殊な風味が出た深みのある味。